eclipseにC/C++プラグインを導入
1.cygwinのインストール
http://cygwin.com/
から最新版のcygwinをネットワークインストール。
選択できる日本のミラーサイトとしては次のようなものがある。
ftp://ftp.jaist.ac.jp
ftp://ftp.u-aizu.ac.jp
また、インストールするパッケージは以下の通り。
・Base (基本コマンド)
・Devel/gcc (C コンパイラ)
・Devel/gdb (デバッガ)
・Devel/make (自動ビルドツール)
・Devel/gettext-devel (国際化ツール)
2.環境変数の設定
コマンドをどのディレクトリ上でも実行できるように、環境変数を設定。
PATH に以下のものを追加。
PATH (例) = C:\cygwin\bin;C:\cygwin\usr\local\bin;C:\cygwin\usr\sbin;C:\cygwin\usr\X11R6\bin;
3.プラグインのインストール
http://www.eclipse.org/cdt/downloads.php
から最新版のCDT(eclipseのC/C++プラグイン)をダウンロード、展開。
featureフォルダとpluginフォルダをeclipseフォルダ以内にある同名フォルダに上書き。
4.eclipseの設定
・バイナリパーサの設定
デフォルトの設定では、コンパイルして生成された実行ファイルは、CDT に正常に
認識されないことがあります。この場合、実行ファイルが通常の方法で実行できない、
もしくはデバッグできないといった問題が発生する。
設定画面を表示させ、左のツリーから、[C/C++] -> [Make] ->
[NewMakeProjects] を選択。
タブから [Binary Parser] を選択し、リスト内の項目のうち、以下をチェック。
・Elf Parser (デフォルトでチェック済み)
・PE Windows Parser
・Cygwin PE Parser
・自動ビルドの解除
デフォルトでは、ファイルを保存しただけでビルドが開始されるようになっている。この
機能は、しばしばビルドの障害になることがあるため、解除しておくことを推奨。
設定画面を表示させ、左のツリーから、[一般] -> [ワークスペース] を選択。
[自動的にビルド] のチェックを外します。
5.動作確認
適当なプロジェクト、簡単なソースファイルを作成し、Makefile も作成する。
Makefile の内容は以下の通り。
----------------------------
TARGET = hello01
CFLAGS = -g
OBJS = hello01.o
all : $(TARGET)
$(TARGET) : $(OBJS)
gcc $(OBJS) -o $@
clean :
rm -f $(TARGET).exe $(OBJS)
----------------------------
「gcc」および「rm」の前には、必ずタブ文字を入れる (コピーする場合は注意)。
後はコンパイルして実行。
詳しくは以下のURLを参照。