apache のインストール

１：ソースコードのダウンロード
# cd /usr/local/src
# wget http://www.apache.org/dist/httpd/httpd-2.2.4.tar.gz

２：解凍
# tar zvxf httpd-2.2.4.tar.gz

３：httpdのバイナリをおくためのフォルダを作成
# mkdir /opt/www

４：組み込むMPMモジュールの指定とバイナリをインストールするフォルダの指定．MPMモジュールの選択によって動作の最適化ができるらしい？
# cd httpd-2.2.4
# ./configure --with-mpm=worker --prefix=/opt/www

５：コンパイルしてインストール
# make
# make install

６：/opt/www/conf/httpd.conf の最低限の設定
ServerTokensProd　　　// サーバ情報を送らないようにする
ServerRoot/opt/www　　　// apacheの設定ファイルやログファイルの置き場所
ServerAdminyou@example.com　　　// エラーが発生したときに表示されるメールアドレス
ServerNamewww.example.com:80　　　// サーバの自己参照URLとポート番号
Listen80　　　// リクエストを受け付けるIP番号(NICが複数の場合)とポート番号．
DocumentRoot/opt/www/htdocs　　　// HTMLページを保存するディレクトリ
DirectoryIndex/index.html　　　// 「/」で終わるリクエストを受けたときに表示するファイル

とりあえずこれで表示はできる．
セキュリティに関しては　「玄箱 - apacheをインストール」を参照．

７：プロセス所有者の設定
ユーザ:www、グループwwwを作成して、他のユーザのファイルへのアクセス権を持たないようにする．ユーザwwwは既に作成しているので、グループwwwを作成してユーザwwwを追加する
# groupadd www
# usermod -g www www

リクエストに応答するときに起動する子プロセスの所有者を設定
# vim /opt/www/conf/httpd.conf
User www
Group www

www:wwwのアクセス権を下げる．やり方は勉強中．

８：rcスクリプトの作成

# cd /etc/init.d
# vim httpd
-----------------
#!/bin/bash
start() {
echo -n "Starting Apache: "
/opt/www/bin/apachectl -k start
return 0
}
stop() {
/opt/www/bin/apachectl -k graceful-stop
return 0
}
restart() {
/opt/www/bin/apachectl -k graceful
return 0
}
case "$1" in
start)
start
;;
stop)
stop
;;
restart)
restart
;;
esac
-----------------

起動時に実行するように init.d に登録．
# ln -s /opt/www/bin/httpd /etc/rc3.d/S91httpd
# ln -s /etc/rc2.d/S91httpd /etc/rc3.d/S91httpd