DarwinStreamingServer のインストール

mac に入れる場合はバイナリをダウンロードした方が楽.

・ADC(Apple DevelopperConnection)のメンバー登録
DSSのソースをダウンロードするためにADCのメンバー登録をする.
http://www.opensource.apple.com/apsl/index.html

・ソースのダウンロード
ソースコードを以下のURLからダウンロードする.
http://developer.apple.com/darwin/projects/streaming/

ダウンロード後,適当な場所にコピー&展開.
# cd DarwinStreamingSrvr5.5.5-Source

・ユーザの追加
DSS実行に必要なユーザ qtss の追加.パスワードは適当に決める.
# adduser qtss
# passwd qtss

コンパイルとインストール
# ./Builtit
/usr/local/share/DSS にインストールの環境設定をする(任意).
# ./DSS_MakeRoot -f /usr/local/share/DSS
# cd /usr/local/share/DSS
# ./Install
途中で DSS の管理者のユーザ名とパスワードを聞かれるので入力する.
先ほど設定した qtss でOK.

・管理者用ツールの起動
ウェブベースのツールがインストールされるので,そこにログインする.
httpでポート番号1220にアクセスする.
  "http://(サーバのアドレス):1220/"
インストール時に入力した管理者のユーザ名とパスワードを入力すればログインできる.

・動作確認
サンプル動画が /usr/local/movies に置いてあるので,管理画面の General Settings で Media Directory に指定されているフォルダにコピーする(通常は /usr/local/movies なので何もしなくてよい).

QuickTime の 「ファイル」->「URLを開く」,あるいはその他プレイヤーでそれに該当する機能で次の URL を指定する.
  "rtsp://(サーバのアドレス)/sample_100kbit.mov"
これで再生してくれればOKだが,もし再生してくれない場合はポート番号を指定してリトライ.
  "rtsp://(サーバのアドレス):554/sample_100kbit.mov"

※ 当然だが,再生するファイルはストリーミング再生に対応している必要がある.QuickTimePro や iMovie で作成可.
mac ではこれと QuickTimeBroadcaster を組み合わせることによってライブ放送ができる.